DE LA SOUL
デ・ラ・ソウル
NY、ロングアイランド出身のポスドゥナスとトゥルゴイ・ザ・ダヴそしてペイスマスター・メイスの3人によるヒップホップ・トリオ、デ・ラ・ソウル。
89年、アルバム『3フィート・ハイ・アンド・ライジング』でデビュー。レア・グルーヴからA.O.R.まで革新的なセンスでのサンプリングを中心とした唯一無二なサウンドと、ユーモア溢れるリリック、あくまで楽しさを追求した音楽が持ち味の彼らは、80年代後期、ハードコアな印象の強かったヒップ・ホップ・シーンに、新風を吹き込むとともに、大絶賛のもと迎え入れられた。
オールド・スクールとニュー・スクールという2つの流派に区分されていったヒップ・ホップ・シーンの中、ニュースクールの代表的アーティストであるデ・ラ・ソウルは、音楽的、またアーティストとしてのスタイルにおいても、後続のアーティスト達が行う表現活動に、大きな自由を与えるとともに、あらゆる音楽とクロス・オーバーしながら進化/拡大してきた、現在のシーンが形成される可能性を切り開いた象徴的存在であるといえる。
いまだフレッシュであり続け、他アーティストたちから絶大なリスペクトを集める彼らは、2004年、サンクチュアリ移籍第一弾として、久々のスタジオ録音作品『ザ・グラインド・デイト』(BMG JAPAN)をリリース。ジェイ・ディー、マッドリブも参加したこのアルバムでは、斬新かつ安定したハイ・クオリティのサウンドでベテランの貫禄を示した。
昨年行われた<ソナー2005>に出演した際には、彼らのステージに興奮したカニエ・ウェストがステージに飛び入りし、会場を沸かせるといった一幕も観られた。4年ぶりとなる来日に期待が高まる。