meets sónar 2006
バルセロナの”sónar 2006”を舞台に、ガルシア マルケス ゴーシュが最高の音楽に出会うまでを追ったファッションフォトストーリー(雑誌「TITLE」2006年10月号掲載)と、その裏話。
text/Reiko Yuyama
photographs/Yoshimitsu Umekawa
www.garcia-style.com
www.groovinhigh.jp
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Ana Maria Blanco アナ・マリア・ブランコ ヨーロッパ最大かつ最先端の音楽フェスティバル"sónar"(ソナー)に出会うため、スペイン・バルセロナに降り立った。ESTACIO DE FRANCA(フランサ駅)で最初に出会ったこの初老の女性。息子夫婦の家が近いというので、会場まで道案内をしてもらった。聴いたことのない音楽への旅のはじまり。 裏話●フランサ駅の素晴らしい建築に圧倒された取材陣。たまたま、現地在住のコーディネイターに忘れ物を届けに来たお母さん。あまりのノーブルさにひと目見て惚れ込んでモデルさんになってもらいました。会場まで道案内してくれたのはホントですよ。 |
| La China Patino ラ・チーナ・パティーノ sónar会場にたどり着くと、そこは世界中から良質な音楽を求めて集まってきた人々であふれていた。その中でひと際目を魅いたのが彼女。スペインでもっともカルトでディープなバンド「Cycle」のメンバーで、昨年のsónarにも出演したアーティスト。「日本大好き!」と、浮世絵の描かれた団扇を片手に、カメラに向かってクネクネとダンスを披露してくれた。 裏話●sónarの会場にはマスコミ、関係者のたまり場があり、そこで様々なメディアがアーティストに取材をしている。そんなクルーの中でひときわ目立った、ラ・チーナちゃん。ビョーク似の個性を生かして、アイラインばっちり、のメイクがキュートでした。 |
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Argenis Brito アルヘニス・ブリトー 屋外ステージで大歓声を誘っていたのは「SEÑOR COCONUT and His Orchestra」というバンド。あのYMOの名曲の数々を、ラテン&エレクトロニックのアレンジでカバーし、ユーモラスかつ知的なアプローチで会場を沸かせていた。彼はヴォーカルとしてセクシーかつチアフルにフロントを飾る。このバンドは、今年の10月に東京で開催される、"sonarsound tokyo 2006"への出演も決定。再び彼らの演奏に出会えるのが楽しみだ。 裏話●セニョール・ココナッツの看板ボーカル、アルヘニス。ステージ衣装は、紳士服の青木系(ゴメン)のサラリーマンスーツだが、こういう、ピンクのフリルシャツが伊達男に似合うのは、さすがにラテンの血というもの。洋服ってやっぱり、着る人の個性なんですね。 |
| Tania Adam タニア・アダム バルセロナ現代美術館がsónar by day(昼の部)の会場。「ここで演奏されるのは、もっともアヴァンギャルドで刺激的な音楽。私もそれを求めてここに来たの」と、sónarのスタッフである彼女が話してくれた。テクノ、ハウス、ヒップホップ、ポスト・ロック、エクスペリメンタルなどあらゆるジャンルのエレクトロニック・ミュージックが、ゆるゆると鳴り響いていた。 裏話●sónarのスタッフは皆、思い思いの格好をしてファッショナブル。よくいるクラブギャルよりも知的な着こなしと抜群のスタイルが目立った、タニア嬢。ファッションのポリシーはとにかく色、という彼女。鮮やかなブルーがよく似合ってました。 |
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Ivana & Nurta イヴァナ&ヌルタ 長蛇の列をつくる会場の入り口で出会ったふたりの女の子。音楽イベントのプロモーターをしているという彼女たちは、「この3日間はsónarに通いつめるよ!」と意気込んでいた。 裏話●会場の入り口には、sónar客を目当てに各種フライヤーを配るギャルがたくさんいる。みんな若くてスタイル抜群の美女ばかり。その中で見つけたこのふたりも自分たちのパーティーを売り込みに来ていたしっかりさん。モデルの依頼をすると、ボスに見つからなければ…とビクビクしながら撮影開始。とは言え、さすがラテンの女の子。カメラを向けると、ニコっとキュートなスマイル。ホットパンツがなかなか入らず、日本の女の子は細いよ、って言ってました。 |
| Jeff Mills ジェフ・ミルズ 世界トップクラスのDJであるジェフ・ミルズ、毎年ヘッド・ライナーアーティストのひとりとしてこのsónarに参加。「現在存在するフェスティバルの中で最高のクオリティを持つ」と語るように、参加するアーティストたちからもリスペクトされているこの音楽フェス。前夜、彼の大迫力のDJセットで朝まで踊り続けた余韻が残る中、バルセロナの街中でシューティング。 裏話●テレビ取材の合間に、モデルを快諾してくれた、ジェフ・ミルズ。もともと、細身で、シャープで、ラインのきれいな服をこだわって着ている、相当な洒落者でもあります。持って行った服の中から、自ら黒のタンクトップをセレクト。大人っぽい着こなしを見せてくれました。 |
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Vichria Goney & Azul, Teo ヴィクリア・ゴーニェイー&アズール、テオ 親子連れもちらほら見かけた。会場を駆け回る小さなかわいらしい姉弟に遭遇。ふたりに洋服をプレゼントすると、スタイリストをしているお母さんとも意気投合。一緒に人工芝のうえに座り込んで、ステージから聞こえてくる音楽に耳を傾けた。 裏話●親子連れも、ゆったり楽しめるのが、このフェスティバルのいいところ。子供ながら、妙にスタイリッシュな服を着ているな、と思いきや、お母さんはスタイリストさんでした。よくお手製の服を着せてあげるそう。「カラフルでかわいらしいわね」とプロの目から見ても絶賛でした。 |
meets sónar 2006 [2006-10-04]